用語集

檀家

寺院を支えるということよりも、自らの力によって礼拝・信仰の場を作られた、その結果が寺院だと思います。

どれだけ明るく振舞っている方でも人には言えない苦しみや悲しみを抱えているものです。その苦しみや悲しみを今の生活環境内では誰も受け止めてもらえないことも多いかもしれません。どれだけ強がっている方でもやっぱり人間は弱いものです。その自分の全てを受けて止めてくれる場所が必要だと思います。それがまさしく寺院ではないでしょうか。

寺院をお預かりしている住職は「住持職」とも言います。これはまさしく法の灯を持つ職です。寺院とはその法の灯がある場所です。檀家であるということは暗い精神世界を迷い続けている私たちを解き放つ法の世界との深い縁を持っていることを意味しています。


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