ブログ|早稲田墓陵

魂の故郷(いのちのふるさと)から一言

住職、副住職をはじめ龍善寺のスタッフが、日々の歩みの中で気づいたこと、
感じたことを綴ってまいります。一月1回の更新予定です。
これもご縁と、ちょっと息抜きにでも、お立ち寄りいただければ有難いことと思います。

人は二度死ぬ

お盆が明け、少しずつですが、涼しく感じてくるようになりました。
日ごろより早稲田墓陵(龍善寺墓地、早稲田納骨堂、早稲田永代供養墓)にご参拝いただき、誠にありがとうございます。

 

 

さて、私事ですが、先日も実家に帰省し、檀家の方の家族を連れて、お墓参りをしてまいりました。ただ、やはり、世代が変わり、お墓参りをされる方も心なしか少なくなっているように感じました。
そこで、ある言葉を思い出しました。

 

 

永六輔さんという方が、ある言葉を言っており、その言葉に深く感銘を受けました。
それは

 

 

「人というのは二度死ぬのです。一度目は、医学的に息を引き取ったときです。もう一度目は、それぞれの記憶の中から、無くなったときです。」

 

 

との言葉です。

 

 

普段よりお内仏に手を合わせ、お墓参りをされている方にとっては、無縁の言葉なのかもしれません。ただいずれかは、忘れられてしまう事もあるのではないでしょうか。
例えば、世代が変わったときはどうでしょう。
真宗には、法義相続という言葉はありますが、途中で相続しようという思いが途絶えてしまうと、お参りする意識が無くなり、また、記憶から無くなってしまう。
それを懸念して、永六輔さんはおっしゃっていたのではないかと感じました。

 

 

現在、お参りの形というのは多様化しております。それこそ、本人に代わって、お墓参りする形、ネットを介して、携帯やパソコンの画面越しにお参りをする形とあります。
それぞれ事情があったとしてもお墓参りの本来の形としては、本人がその場に足を運んで、お参りをするのが良いことなのではないでしょうか。
亡き方を通して、お念仏を通して、相続する思い忘れない事を、自分自身もこの言葉を大切にしていければと思います。

 

 

 

合掌

5:副住職 音俊輔

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