ブログ|早稲田墓陵

魂の故郷(いのちのふるさと)から一言

住職、副住職をはじめ龍善寺のスタッフが、日々の歩みの中で気づいたこと、
感じたことを綴ってまいります。一月1回の更新予定です。
これもご縁と、ちょっと息抜きにでも、お立ち寄りいただければ有難いことと思います。

問題の根本

日頃より早稲田墓陵(龍善寺境内墓地、早稲田納骨堂、早稲田永代供養墓)にご参拝いただき、誠にありがとうございます。ただいま龍善寺では新型コロナウイルスにより、早稲田納骨堂の開館時間を午前九時から午後五時までとさせていただいております。この時間内であれば参拝頂けます。お休みはありません。外の墓地については、従来通りお参り出来ます。但し、緊急事態宣言が再度発令された場合は、開館時間を変更させていただく可能性があります。その場合は当HP上でお知らせいたします。

 

 

 

先日、新たな熱帯魚を3匹飼い始めました。その3匹を同じ水槽に入れたのですが、体の1番大きな子が他の2匹を常に追いかけ回し、いじめてしまうのです。このままだと他の2匹が危険だということで、そのいじめていた大きい子を別の水槽に移しました。これでいじめられていた2匹も安全だと思っていたのですが、今度は2匹が喧嘩を始めてしまったのです。

 

私としては、「大きな子が他の2匹をいじめてしまう」という問題さえ解決すれば、平和な環境になると思っていたのですが、全く思い通りにはなりませんでした。そして、この熱帯魚たちを見ていると、人間も同じではないかと感じました。

 

仏教では私たちが生きている世界を「娑婆」といいます。「娑婆」とは、悲しみや苦しみが絶えない、自分の思い通りにならない世界の事です。自分自身を振り返ってみても、いくら目の前の悩みを解決しても、また違った悩みが出てきます。そしてその悩みの根本は、自分のことも相手のことも周りの環境も、すべて自分の思い通りにしたいという欲だと仏教では教えられています。

 

私自身、自分の思い通りにしたいという気持ちが無くなることはないでしょう。しかし、自分の抱えている悩みや苦しみが、他者のせいではなく、自分自身の思いが生み出しているということを気付かせていただくということが、大切なのではないかと思います。

 

 

 

みなさまにはご不便をおかけしておりますが、早稲田墓陵(龍善寺境内墓地、早稲田納骨堂、早稲田永代供養墓)はお休み無しでお参りできます。一日でも早く新型コロナウイルスが終息するよう、感染拡大防止に何卒ご理解ご協力をお願い致します。くれぐれもみなさまお身体お気を付け下さい。

南無阿弥陀仏

 

副住職 大坂尚輝

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