ブログ|早稲田墓陵

魂の故郷(いのちのふるさと)から一言

住職、副住職をはじめ龍善寺のスタッフが、日々の歩みの中で気づいたこと、
感じたことを綴ってまいります。一月1回の更新予定です。
これもご縁と、ちょっと息抜きにでも、お立ち寄りいただければ有難いことと思います。

誰が悪い?

早いもので2020年も折り返しになりました。今年は新型コロナウイルスの影響により、例年よりも月日の経過が早いように感じております。なかなか外出することも難しい中で、日頃より早稲田墓陵(龍善寺境内墓地、早稲田納骨堂、早稲田永代供養墓)にご参拝いただき、誠にありがとうございます。

納骨堂開館時間は、政府からの緊急事態宣言並びに東京アラート解除により、平日は午前九時から午後六時四十五分、土日祝日は午前九時から午後五時までと、通常通りに戻させていただきます。外の墓地については、従来通りお参り出来ます。

但し、再び緊急事態宣言並びに東京アラートが再度発令された場合には、開館時間を変更することがございます その際にはHP上でご連絡いたします。

 

 

 

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除され、約一ヶ月が過ぎようとしております。電車にはスーツ姿の人たちが戻られ、外出している人の姿も、緊急事態宣言中よりも見られるようになりました。東京都でも独自のステップを設定し、営業できる施設・時間を段階的に増やしていく対応を取られております。現在はステップ3ということもあり、利用できる施設・時間が以前よりも格段に増えました。

 

ここ最近、上記のような規制の緩和が直接的な原因かはわかりませんが、一度は減少気味だった感染者数が、再び増えてきています。メディアでは、特に夜の繁華街での感染が多いということが報道されました。こういった報道がされると、世間の反応は、このような状況の中で営業しているお店、そのような場所に行っている人たちのことを批判し、悪者扱いしていると感じます。

 

しかし、新型コロナウイルスが流行してすぐの時は、中国の武漢が発生源だったことから、世界中が中国を悪者扱いしていたように感じます。また国内では、政府の対応に関しても批判が集まっておりました。このようにたった数か月の間で、世間の批判の対象が目まぐるしく移り変わっていたように感じます。

 

 

 

では結局誰が悪くて、現在このような状況になっているのでしょうか。夜の繁華街で遊んでいた人・店を開いていた人、自粛期間にも関わらず他県に遊びに行っていた人、自粛期間に毎日通勤して仕事をしていた人、政府、WHO、中国…少し思いついただけでもキリがありません。もっと広く深く考えると、更にたくさんの人や団体が批判の対象・悪者になるでしょう。

 

仏教では、すべては縁で繋がっており、縁により物事は起こると教えられています。悪いことをしている人が、一人で勝手に悪いことをしているわけではないのです。悪いことをする人には、悪いことをする縁があり、良いことをする人には、良いことをする縁があります。自分自身も、悪いことをしている人と同じような縁があれば、同じような行いをしてしまうのではないでしょうか。

現在誰しもがつらい状況だからこそ、他者を責めるよりも、一人一人が自分の行いや言動を問い直していくことが必要なのではないかと感じております。私自身、間違った行動をしている他者を見たときに、一方的に批判をするのではなく、改めて「自分はどうなのか」という問いとして受け止めていきたいと思います。

 

 

 

 

みなさまにはご不便をおかけしておりますが、早稲田墓陵(龍善寺境内墓地、早稲田納骨堂、早稲田永代供養墓)はお休み無しでお参りできます。

一日でも早く新型コロナウイルスが終息するよう、感染拡大防止に何卒ご理解ご協力をお願い致します。

くれぐれもみなさまお身体お気を付け下さい。

南無阿弥陀仏

 

副住職 大坂尚輝

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