ブログ|早稲田墓陵

魂の故郷(いのちのふるさと)から一言

住職、副住職をはじめ龍善寺のスタッフが、日々の歩みの中で気づいたこと、
感じたことを綴ってまいります。一月1回の更新予定です。
これもご縁と、ちょっと息抜きにでも、お立ち寄りいただければ有難いことと思います。

みんな一緒

はじめまして。
龍善寺納骨堂スタッフ清水です。
今回は、私がスタッフの密かな楽しみを紹介します。

ご参拝のおりに、皆さんもご存じだとは思いますが、
ここ龍善寺には、いろいろな木や花が植えてあります。
今の時期は、葉っぱが落ちてしまい、少し寂しい雰囲気ですが、
それぞれ、時期ごとに咲いたり、色づいたり、
私たちの目を楽しませてくれています。

そんな植物の中には、実のなるものもあるんですよ。
たくさんなった時は、スタッフが収穫して、みんなで頂くのですが、
これが毎年、とても楽しみなのです。
少し前の話ですが、今年はお寺の柿が豊作でした。

東側の墓地に大きな木が一本あります。
毎年、実を付けるのですが、今年はたくさんなりました。
なかなか背の高い木なので、脚立とはさみを駆使して収穫。

学芸会の時にやった、猿蟹合戦を思い出してしまいました。
わたしは、意地悪なサル役で、お母さん蟹に柿をぶつけるのです。
今は、ぶつけるどころか、落とさないように必死になりました。
美味しくて大事な柿ですから。

籠に収まらないぐらいの大豊作です。
まだ少し硬い状態でしたので、しばらく並べて置いておくことに、
よく見てみると、
つるっとまんまるだったり
ごつごつコブがあったり
傷がついていたり

色だって、
濃いオレンジだったり
薄い黄色だったり
見た目は色々。
葉っぱの形をとっても、同じものはなく、
眺めているだけで、なんだか嬉しい、楽しい気持ちになります。

たくさん手を掛けて、きれいに整列しているものより、
手をかけなくてもそのまんま、
自然に大きくなった方が、楽しくて愛らしい、
幸せな気持ちになりました。

「なんだか柿も私たちも一緒だね」
そんなことを話しながら、
熟した柿は、みんなで美味しくいただきました。

スタッフ

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